2016,11,23, Wednesday/hbr@まさる
ピッカピカに磨かれたピストン。
オーナーの執念がここに見えるとです・・・・・・
とかレーサーじゃないけど、今までの不調をこの機会に払拭したいというオーラ。
いいねそう言うのは付き合いましょう。
ピストンクリアランス 1番 2番 3番 4番
シリンダ上部 0.06 0.05 0.07 0.07
シリンダ中央 0.04 0.06 0.05 0.045
シリンダ下部 0.04 0.04 0.04 0.045
ワイセコ指定では0.04~0.06指定。
HBRがホーニングに出す指定値とほぼ変わりませんね。
では重量を比較しましょう。
その前にせっかくワイセコピストンを組んで開けたんですからアタリを見ます。
これひジョー・・・・・・・に大切。絶対やらなきゃソンソン。
シリンダとピストンスカートのアタリをよおっく見て色が変わってアタリの強そうなとこはペーパーで擦ります。

ここはひとつキサゲの匠になった気分でシコシコ・・・・ええここまで来るには10年かかったとですうと叫びながらノリノリで
アタリが取れたらOILリング下から全体にクロスハッチ風にペーパーを当て角は面を慣らしていきます。
スリーブも縦傷は論外ですが、つるつる光ってるところは手ホーニングでクロスハッチを再現します。
クリアランスが広がるだろボケイと思われるかもしれませんが、パクたれたエンジンと違ってアタリが強いわけですから油持ちを良くしてあげた方が良いと思います。
さて終わったら次は重量合わせに入ります。

1番 253.85g

4番 252.95g
何と1番と4番の重量差は約1g
ちなみに2番253.45g 3番253.6gでした。
どこだかの匠のジョーが言ってたっけ・・
ピストンを1g軽く出来ると限られたピストンスピードに歴然と数値となって現れるそうな・・・・
だば4番に合わせるしかないとです。

さてピストンの重量合わせで一番の肝は削るところ
当然シリンダに接触する部分、燃焼室に面する部分は形状変更以外は耐久的にイジリたく無い部分。
スカート部分もエッジを揃える以外やはり強度的に不安。
スラスト方向はピストンピンをサークリップで受けている程度でそう心配は無さそう。
でワイセコのピストンには重量合わせにはここば削ってくれんね!と言わんばかりにエッジが立っておりました。
ワイセコはここを削ります。(年式によっては丸いのもあります)

くーーーーーー

おし1番ビンゴ
この勢いでいきまっせーーー

おし2番ビンゴ

おおおおおーし3番ビンゴおおおおおおお
んーーー仕事はえーなあ。。。いやブログってホントに速いです。ビックリします。
| 業務連絡 | 10:07 PM | comments (0) | trackback (x) |
コメント
▲
コメントする
▲